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金属加工科(6か月訓練 入校時期7月・1月 定員30名)
特色
- 溶接・板金等を基礎から学べます。
- モノづくりの楽しさを感じることができます。
- 性別や文・理系を問わず未経験の方でも受講できます。
- 技術・技能が身に付き資格も取得できます。
- 製造業、建設業をはじめ幅広い業種へチャレンジできます。
訓練内容
製図(板金展開図法)
図面の読み描きに関する知識、板から立体物を作成するために必要な容器画法及び板金展開図法の知識を習得します。
管・空調工事関係など建築分野でも必要となる知識です。
金属加工基本作業
金属加工分野で広く使用される機械類(ボール盤、両頭グラインダ、高速切断機、メタルソー、ディスクサンダー、電気ドリル等)を用いて、実習を行います。
金属を切る、削る、穴をあけるといった、溶接板金分野に関する基本的な技能を身に付けます。
ガス溶接・切断実習
酸素・アセチレン炎を用いて、鉄鋼材料のガス溶接・切断の実習を行います。
実習を行いながら、溶接の基本を学び、鉄鋼材料の切断で広く使用されているガス切断も学びます。
ガス溶接技能講習修了証が取得できます。
板金加工実習
手工具による曲げ加工・はぜ組加工、打ち出し、絞り板金加工の実習を行います。
1枚の板を当て金やハンマーなどを使用し、丸型、お椀型、皿型等に成形します。
板金加工の原理が学べます。
被覆アーク溶接実習
アーク溶接法の中で最も基本的な溶接方法です。
突合せ溶接、すみ肉溶接を実施し、アーク溶接作業の基本を学びます。
アーク溶接特別教育修了証を取得できるほか、任意受験で、JIS溶接技能者評価試験(A-2F)合格を目指します。
炭酸ガスアーク溶接
産業界で広く使われている、溶接ワイヤが自動送給される溶接法です。
自動車業界や建設業界などで多く使用されています。
実習では、突合せ溶接、すみ肉溶接、立向き溶接を実施します。
TIG溶接実習
ステンレスやアルミニウム合金、チタンなどの溶接ができる溶接法です。
スパッタ(火花)が発生せずクリーンで精密な溶接ができるので、ロケットエンジンや精密機器の溶接に使用されています。
ステンレス、アルミニウム合金の溶接実習を行います。
機械板金加工実習
身近にある工具箱などを課題とし、それらを製作しながら加工を行うために必要になる技能(動力シャーによる切断、プレスによる抜き加工、三本ロール、プレスブレーキによる曲げ)を学びます。
訓練中に学んだ溶接等の技能を駆使して、モノづくりをしながら必要な知識・技能を身に付けます。
実習で製作するもの(製作物は訓練内容により異なります)
訓練で取得できる資格等
- ガス溶接技能講習修了証
- アーク溶接特別教育修了証
- 自由研削といし特別教育修了証
取得を支援する資格
JIS溶接技能者評価試験(A-2F)/日本溶接協会
訓練修了後の活躍分野
- プレス機械を用いて金属の切断・成形を行う業務
- 金属構造物(建物・橋梁・船舶・タンク)を製作する業務
- 溶接構造物(自動車産業、治工具)を製作する業務
- 金属製品の解体、修理を行う業務
▶金属加工科の修了生の声を、受講生からのメッセージのページに掲載していますので、参考にご覧ください。
募集案内等のダウンロード
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金属加工科継続募集ポスター [PDFファイル/451KB] | 金属加工科継続募集案内 [PDFファイル/126KB] |