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機械技術科(2年訓練 入校時期4月 定員20名)
デジタル×モノづくり!未来の工場を担う人材を目指す!
モノづくり現場で働く人材を育成することを目的とした訓練コースです。モノづくりの基礎となる製図の読み書きからはじまり、汎用機やNC工作機械を使用した金属加工を総合的に学べるコースとなっています。また、最新のデジタル機器を活用し、昨今の生産現場のニーズに対応しているだけでなく、ビジネスマナーや履歴書の書き方など、社会人として必要なスキルを高める取組み「人づくり」にも力を入れています。
特徴・特色
<充実した実習機器>
手仕上げや旋盤、フライス盤、手書き製図など従来の基本技能の習得をしっかり行ったうえで、実際の生産現場で使用されている最新のデジタル機器(CAD/CAMシステム、NC工作機械、三次元測定機等)を使用した訓練も行い、日々進歩する製造現場で生き抜くために必要な知識・技能を習得します。
<自信につながる資格・自分を守る安全教育>
実務に従事する際に安全のため必要となる、各種特別教育の資格取得もできます。また、受講生自身の技量を証明する技能検定の合格をサポートします。
※一部の資格は校内で受験・受講ができます。
<入社時に差をつける!>
在校中に就職希望先企業等への企業実習を実施します。実際に就職する前に社内の雰囲気や業務について学べるため、より就職後のイメージを明確にすることができます。
訓練内容
<1年次>
1年次は、機械技術職共通に必要な知識・技能を習得します。測定器や汎用工作機械など手で操作する機器を使用して、モノづくりの方法や機械技術職としての気質を肌で感じながら身に付けていきます。また、後半には、具体的な就職のイメージをつかむためにインターンシップを行う予定です。
<2年次>
2年次前半は、デジタル機器に対応するための知識・技術を習得します。1年次に身に付けた知識・技能を基に、コンピュータ制御による工作機械や測定機の操作方法を身に付けます。
また、就職活動を同時に行い、就職先内定を目指します。
2年次後半は、内定先企業による実習と職種に合わせた実習を行います。職種ごとの専門的な実習と内定先企業での社員としての実習を組み合わせて、就職時に即戦力となれる技量を身に付けます。
就職先の明確なイメージと必要な知識・技術を習得することによって、早期離職を防ぐことができます。
主な訓練風景
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旋盤作業 | フライス盤作業 | NC旋盤作業 | マシニングセンタ作業 |
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三次元測定実習 | CAD/CAM実習 | 2DCAD実習 | 3DCAD実習 |
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溶接実習 | 機械制御実習 | シーケンス制御実習 | 産業用ロボット実習 |
取得目標資格について
労働安全衛生法で規定される講習や企業で求められる国家検定など、多くの資格の合格をサポートします。
- 国家技能検定(機械加工、機械・プラント製図)
- 安全衛生特別教育(アーク溶接、産業用ロボット、研削といし、低圧電気等)
必要経費
- 入校検定料:4,400 円(収入証紙)
- 入校料:5,650 円
- 学費:年間60,000 円(四半期ごとに15,000円の支払い)
- 教科書代:約30,000円
- 作業服代:約20,000円
- 訓練生総合保険(2年間):15,850円
その他、資格試験受験のための検定料、企業実習先への移動費用等が必要となります。
主な実習設備
- 3Dプリンター 2台
- レーザー加工機 1台
- 三次元測定機 1台
- ワイヤカット放電加工機 1台
- マシニングセンタ 2台
- CNC旋盤 1台
- 普通旋盤 21台
- 立型フライス盤 10台
- 平面研削盤 2台
- CAD/CAMシステム 21台 など
修了生の主な就職先
令和4年度入校生の主な就職先は、以下のとおりです。
- 株式会社石亀工業
- 株式会社岡田鉄工所
- 株式会社芝岡製作所
- 株式会社三葵コーポレーション など