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住居建築科(2年訓練 入校時期4月 定員20名)
建築に関して総合的な知識・技能を習得するカリキュラムとなっています。住宅の施工管理に必要な知識と、施工時に必要となる加工・造作の技術を習得する実技重視の実践的なカリキュラムが組まれています。
建築・建設業において住宅建築施工技術者に求められる建築一般の基礎知識を学び、住宅の施工技術、CAD製図、施工管理に必要な知識・技能を習得します。
訓練内容
1年次 4~6月
木材加工で必要となる各種手工具の使用法を学び木材加工の基礎を習得します。また、図面作成の基礎、各種CADの基本操作を習得します。
7~9月
CAD検定取得に向け各種CAD操作から図面作成まで行います。また、実習では木工機械・手工具を利用して各種木材加工方法を習得します。
10~12月
木材加工で必要となる現寸図の作成方法を学び技能検定取得に向けての技術を取得します。また、建築現場で必要となる電気工事の技術を習得します。
1~3月
木造建築で施工時に必要となる下地作成や下地調整の手法を習得し、技能検定取得に向けて木材加工の実践的な技術を習得します。
2年次 4~6月
建築施工管理技士補取得に向け、施工管理で必要となる各専門工事業種における知識を習得します。
7~9月
木造建築で施工時に必要となる仕上げの施工技術を習得します。また、各種現場で使用する測量機器の取り扱いや、測量方法を習得します。
10~12月
就職先企業に協力いただき、実際に各企業で行われている業務について学びます。また、技能検定取得に向けて実践的技術を習得します。
1~3月
就労型実習終了後、企業の考え方等を後輩に伝えるためにプレゼンテーションを行います。また、二級建築士受験に向けて学習します。
資格
目標資格
- 2級建築施工管理技士補
- 技能検定(建築大工)(3級・2級)
- 建築CAD検定(3級・2級)
- 第二種電気工事士
- 二級建築士(修了後受験要件の短縮)
就職
建築分野における幅広い知識・技能・技術を総合的に習得し、建設会社・工務店・専門工事業の技能工(職人)や、建築物の施工管理に係る広範な職種で活躍できる技術者(現場監督等)を目指します。
目指す職業
- 建築大工
- 施工管理
- CADオペレータ
- 建築関連技能工
- 住宅営業
- 設備工